北斗の拳

北斗の拳をMOVIX川口で見てきた。ラオウ殉愛の章ってなんだ?と思いつつ。

【真救世主伝説 北斗の拳】で5部作らしく、いろいろな人にスポットを当て、原作やアニメ版では描ききれなかったエピソードを紹介するというのが目的らしい。

今回の内容は、サウザーとケンシロウが戦う時のお話で、その時のラオウのサイドストーリーとしての話で、その中でレイラという女性が出てきた訳なんですが?

ケンシロウとラオウとくれば、ヒロインは普通ユリアだろーが!!※不満1
漫画にも、アニメにもそんなキャラいなかったろーが!
とまず軽く突っ込み(笑)

ちなみに、「レイラ」のキャラクターデザインは北条司だそーで。ていうか絵見たら一発だな。

さて、タイトルによると、「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ殉愛の章」となっている。
つまり、ラオウが主人公のはずではあるのだが、ラオウはさほど活躍はしない。※不満2

ケンシロウ:阿部寛
ラオウ:宇梶剛士
レイナ:柴咲コウ

ケンシロウの声は許す(ていうかイメージ的にけっこう良かった)。だけど、どーにも、ラオウの声が最初から最後まで馴染めませんでした(素敵な声質だとは思うが...)。※不満3
原作アニメの声を4年間聞きつづけてたので、もうイメージが固まりすぎているというのもあったんだけどね...今後5作品ラオウがコレなのか...と思うとちーとばかり悲しいかも。

「聖帝十字陵」のお話なので、サウザーとお師さんのお話が出てくると思ったんだけど、出てこない。泣き所である、サウザーの過去(南斗鳳凰拳も一子相伝で、お師さんから正統後継者を受け継ぐ為戦った話)が一切でてこない。
ケンシロウがサウザーと戦う前に、「おまえの髪の毛一本たりとも残さない」と超怒りモードで戦いが開始したのに、最後には「有情拳」という痛みを感じない技でサウザーを倒すわけなんだが、それにはこのお師さんのお話が必須な訳で...聖帝十字陵は、サウザーの生前墓では無く、お師さんの墓だっていうのは、原作なりTV版の話を見てないとまったくわからないわけで...
原作を読んでいないと感動は半減どころかサウザー超悪役のままだわ。※不満4

ていうか、この映画、話が始まってすぐに、バットの村の話とか、トキの奇跡の村の話とか、すでにゴチャゴチャと織り込んであって、北斗の拳の漫画か、アニメを全部見た人でないと内容についていけません。いきなり話がポコポコ出てくるので昔を思い出しながら見ていたくらいだし。

いろいろ不満はありますが、個人的に好きであったシーンは、旧版クリスタルキングの歌と共に、半死のケンシロウが復活するシーン。
最初からずっとのっぺりと、ウジウジしたストーリが一気に盛り上がったと言うか、あれは、体の心からブルブルきたね。あれは、あの歌があってこそのシーンだね。※加点対象

あ、そうそう、「あべし!」とか「ひでぶ!」ってセリフ無かったような・・・※不満5


【総評】
この映画を原作抜きで見るのはちょっとつらい。60点(100点満点-不満(50点)+加点)

記憶の彼方から飛んでる人はこれを読んだ方がいいかも。

TVシリーズと映画シリーズはのがいいかも。(高いなぁ・・・)